●北薩摩の霊峰・紫尾山。蔵は、この山の麓 宮之城平川の鄙びた田舎にあります。

明治４３年(1910年)の創業以来、軸屋酒造は骨格のしっかりした通好みの辛口本格焼酎を造り続けてきました。
初代・軸屋権助は一貫して「お湯割にした時にも力強い味」にこだわり、以来「辛口の権焼酎」とよばれたそうです。

●2025年の「裏軸屋」のテーマは「樫樽熟成」です。
「黄金千貫」芋を白麹で醸した原酒を石蔵の中にあるオーク樽に3年間寝かせました。

甘いオーク樽の香りのなかに、芋の奥深い味と香りが重なりあった樽熟成焼酎です。

四代目蔵主・軸屋麻友子セレクトの今年の「裏軸屋」！
ソーダ割り、水割り、お湯割りにしても 味・香りのブレがない、しっかりとした味わいの焼酎です。

　　○淡い琥珀色の焼酎をグラスに注ぐと、豊かな樽由来のバニラ香が漂います。
　　　甘い芋の香りも感じられます。
　　○口に含むと、独特の（バニラの味？）濃い旨みと甘みが口中に広がります。
　　　濃いですがクセがなく口当たりはまろやかで滑らかに喉を通ります。
　　　しっかりした味わいで旨味が余韻を残します。
　　○炭酸割り、水割り、お湯割りもいいですがストレートも良いと思いました。