●出水市高尾野町にある神酒造は明治５年(1872年)創業で、鹿児島でも歴史ある蔵の一つです。
レンガ造りの煙突（現在は使われていない？）が風格を感じさせます。

●蔵では創業当時より使い続けている和甕にて、すべての一次仕込みを行っています。
また、昔ながらの伝統製法「手づくり」の造りにも力を入れています。

●「天照丹田（てんしょうたんでん）」は、希少品種「あまあかり（九州138号）」芋を黒麹を 用いて一次仕込・二次仕込みとも甕壷で醸した芋焼酎です。

　　　※「あまあかり」芋は
　　　　赤紫色をした皮の色が美しいサツマイモです。
　　　　そして、蒸かし芋にしたときの甘みは鳴門金時芋を凌ぐ
　　　　といわれる優しい味わいが特徴です。

常圧蒸留した原酒を6年間甕壷で熟成しました。

　　○グラスに注いでも通常の芋焼酎のような芋の香りはあまりありません。
　　　干し芋のようなやわらかい香りをしっかり感じました。
　　○口に含むと、まろやかで華やかな旨みが口中に広がります。
　　　喉越しはまろやかでスッ～と消えてゆきますが、鼻に抜ける
　　　いい香りは残ります。
　　○ロックもいいですがお湯割り派（ぬる燗）が多数でした。

今までの芋焼酎とは異なる味わいのような印象をうけました。美味しいです。