●明治２８年（1895年）日南市飫肥で創業した伝統酎蔵・酒蔵王手門は、平成１７年（2005年）醸造所を同じ日南市 の緑豊かな山々に囲まれた北郷町大藤に移転新設しより充実した焼酎造をはじめました。

広い敷地の中にある蒸溜所には醸造設備が整然と配置され機能的という印象をうけました。
蔵では独自のこだわりでインパクトのある焼酎づくりをされています。

　・仕込みの際の温度を高めに設定して管理する「高温発酵仕込み」
　・ブレンドも「原料それぞれの良さ」を引き立たせるため行っています
　・蒸留や濾過にも工夫して個性的な味わいを醸し出しています

●この商品は、今年新体制としてスタートした酒蔵王手門の新ブランドとなる第一弾の芋焼酎です。

「日常に寄り添う極上の焼酎を！」というコンセプトでつくられたそうです。
そして、固定観念をなくし、楽しんでいただきたいという思いから お酒の造りなども明らかにされていません。

　【商品案内に添えてあった高橋杜氏のコメントをご紹介します】

　「酒を味わうときに いろいろ、考えて飲む酒が美味いか？
　そんなのは邪念でしかない、と考える

　本当に旨い酒ってのは 飲み続けられて
　なおかつ風味がいいやつだよ

　あくまで自然体で 日常に寄り添わないといかんのだ

　今まで酒造りを通して
　本当にこれだ！という設計詰め込んだが
　その全貌は敢えて伏せたい
　酒造りはベールに包まれているくらいが
　ちょうどいいと思っている

　まあ、まず味わってみんない
　一口、二口とすすめるたび
　呑めば呑むほど 旨いってなる焼酎だから」

●ここで、通例でしたらスタッフと試飲した試飲評を掲載するのですが この焼酎につきましては差し控えさせていただきます。
　・しっかりと素材の風味を感じるレベルの高い味わいです。
　・これが「日常に寄り添う極上の焼酎」なのかもしれません。