ほたるび
阿久根市 鹿児島酒造
若手蔵人5人衆がチャレンジした焼き芋新焼酎も今年で5年目!最終章となりました。今年は「タマアカネ」芋(焼き芋)を原料にS型麹菌を用いて醸しています
●鹿児島酒造阿久根工場は肥薩おれんじ鉄道・阿久根駅のすぐそばにあります。
鹿児島酒造の総杜氏として活躍された故・黒瀬安光総杜氏は昨年(2018年)暮 急逝されましたが氏は自身の技を
引き継ぐ蔵人たちを長年にわたり育成してきました。
弓場 裕杜氏を中心とする鹿児島酒造の蔵人たちは 故・黒瀬安光総杜氏の精神と技を引き継ぎ、日々焼酎づくりに
精進し特色のある味わい深い商品をつくりだしています。
●鹿児島酒造の看板の一つが、芋は焼いて食べたほうが美味いという故黒瀬安光総杜氏の発想をもとに誕生した
「焼き芋焼酎です。
「やきいも黒瀬」「紫やきいも黒瀬」「紅やきいも黒瀬」は当店でもご好評をいただいています。
●「螢燈(ほたるび)」は、その技と精神を引き継いだ鹿児島酒造の若手の蔵人5人衆が 自分たちの思いを
込めて懸命に考え試行錯誤を重ねてつくり上げた「やきいも焼酎」で今年で5年目になります。
そして、今年で一旦 最終章として終わります。
今年の「螢燈 2023 -廻(めぐり)」は、今年の夏に収穫して焼き芋にした「タマアカネ」芋と生甘藷の「白豊」芋を二次仕込み
で一緒に発酵させてつくられた新焼酎です。麹菌は「S型麹菌」です。
25度に調整し、無濾過直詰めで仕上げました。
※「タマアカネ」の発酵には時間がかかるため、白豊のデンプン質の
力を借りて発酵の速度を調整しました
《若手蔵人5人衆のコメント!》
タマアカネの焼き芋は甘くて恋(濃い)味。
毎年品種は違えど濃香な味わいは一緒
ストレートで香りを味わい、ロックで飲むと甘く香ばしい
お湯割りがやっぱり最高!
集大成にふさわしいチャレンジ焼酎
是非よろしくお願いいたします♪
◎今年のテーマは「廻(めぐる)」
廻り廻って またいつの日か・・・
○グラスに注ぐと、豊かな芋臭が漂います。
○口に含むと、濃い甘みと旨みが口中に広がります。
○焼き芋焼酎独特のビターのなかに感じる甘みが印象的です。
喉越しはまろやかで飲みやすいです。甘みが余韻を残します。
○お湯割りでほっこりと、ロックでも香りが崩れず香ばしいです。
「螢燈(ほたるび)」という酒名は、
「蛍の温かな光のように飲む人の心にそっと寄り添う 灯火のような存在でありたい」
と思い名付けたそうです。
度 数:25度
原材料:さつま芋 米麹(S型)